再生業務
使用済みのドラム缶は、洗浄などを行い、再生ドラムとして生まれ変わります。 再生ドラム缶は、新品のドラム缶より安価であるという事だけでなく、ドラム缶を再利用(リユース)する事による環境負荷の低減にも繋がります。 また、お客様に安心して頂ける様にCCDカメラを使用しての内部検査、リークテスト装置での漏洩検査等の検査工程や、塗装の色付を良くする乾燥前セッティング工程を設けるなど品質に関しても日々努力を行なっています。当社は、危険物保安技術協会(KHK)の認定を受けた方法によりドラム缶再生業務を行っております。
※危険物保安技術協会(KHK) 確認工場番号336
クローズドドラム
- 1.受入選別
- 回収したドラム缶を再生できるものとできないものとの選別を行います。
- 2.洗浄
- ドラム缶の内部を洗浄して乾燥します。
- 3.整形
- ドラム缶の変形や凹みを直し本来の形へ整形する。
- 4.ショット
- 08㎜の鉄製ショット玉を吹き付け塗装を剥ぎ取る。
- 5.外部塗装
- 天地、胴共に所定のペイントを自動吹付。
- 6.乾燥
- ペイントを乾燥させる。
- 7.検査
- 湿度センサーで乾燥確認を行い乾燥空気を注入し錆予防を行い、CCDカメラや超音波式リークテスト機で隅々まで検査します。
- 8.最終仕上
- マーキング及び外観チェックをし仕上げる。
- 9.出荷
- 最終仕上げを行い、厳しい検査を通過したもののみ出荷します
改造オープンドドラム
- 1.受入選別
- 回収したドラム缶を再生できるものとできないものとの選別を行います。
- 2.洗浄
- ドラム缶の内部を洗浄して乾燥します。
- 3.整形
- ドラム缶の変形や凹みを直し本来の形へ整形する。
- 4.ショット
- 08㎜の鉄製ショット玉を吹き付け塗装を剥ぎ取る。
- 5.カット・カール
- 天板をカットし、カット部分をカールします。
- 6.蓋整形
- プレス機で蓋を整形します。
- 7.内部・外部塗装
- 内部は手動で細かなところも塗装し、天蓋・地板・胴共に所定のペイントを自動吹付します。
- 8.内部・外部検査
- 主に塗装の状態を検査します。
- 9.蓋セット
- パッキンを装着し胴の上に蓋をセット。
- 10.検査
- 超音波式リークテスト機で隅々まで検査した後、マーキングを行い外観チェック等をします。
- 11.出荷
- 最終仕上げを行い、厳しい検査を通過したもののみ出荷します。